昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。
年末に関西福祉大学でオンライン講義を開催し、120名の学生さんに「思考と筋力トレーニング」というテーマでお話しさせていただきました。今年で4年目になります。
毎回のことですが受講後の感想文をいただいて読ませていただきます。
最も多い感想が、「筋トレで病気のリスクが減少するとは知らなかった」「筋トレが思考に与える影響について考えたことは無かった」というものです。
私自身も、筋トレを本格的に始めるまでは、精神の安定のために筋トレが役立つとは知りませんでした。
昔から武道などで精神を鍛えることはよく知られていますが、筋トレが精神を強くするというのはそれとは少し違っていて、主にホルモンの分泌を活性化させることが理由です。
海外の各大学がその効果を実験で証明しており、学生さんにはそのレポートをご紹介することでご理解を深めていただいています。
また学生さんの中には、「筋トレや運動が続かない」「そもそも精神が弱いから運動ができない」という方も多く、そんな方に効果のあるお話を取り入れています。
「思考が筋トレに与える影響」つまり、どのように考えて工夫すれば自分のモチベーションを上げて、筋トレを続けることができるのかという心理学的なお話です。
スピーディーで、ボーダレスで、情報過密な混沌とした時代。
昔と違って「精神のセルフケア」が欠かせない。
カラダとココロの健康を同時に保つ筋トレは、忙しい現代を生きる方にぜひお薦めしたい習慣です。